ちくわ, かまぼこ, さつまあげ

魚肉に塩・砂糖・デンプン・卵白等を加えて練り、太い串に棒状に塗りつけ、焼くか蒸し上げてつくる。

竹輪の起源ははっきりしないが、室町時代以降の書物に蒲鉾という名で記されている。江戸時代以前には形状が蒲の穂に似ていたため蒲鉾と呼ばれていたが、板の上にすり身をのせた形状の板蒲鉾と区別するために竹輪蒲鉾、略して竹輪と呼ばれるようになったんだとな。




竹輪でGO!

 最近、なぜか「竹輪」に凝っている。
 しごとに追われて満足に昼食をとる時間がない時、コンビニの弁当で済ませる、という人は多いと思う。しかしこの方法を採っても、結局オフィスに戻って、飲み物の用意もして、箸も使わなくてはならない。そんなに時間の短縮にはならないのだ。
 そこで、竹輪、である。
 コンビニに小走りに駆け込んで、竹輪と飲み物を購入し、デスクへ戻る。オレはパソコンで仕事をしているので、両手を空けるわけにいかない。おもむろにビニールの外装を剥ぎ取り、竹輪全体をむき出しにして口に奥深く突っ込む。一口かじったら両手はキーボードとマウスのままで、竹輪本体(齧りとっていない部分)を奥歯と頬の皮の間に移動させて斜めにはさみ、落ちないように注意しながら、齧りとった部分を咀嚼する。飲み込んだら歯列の外側から舌を使って本体を口腔内に再び移動し、前述の作業をくり返す。視線はモニターからはずす必要はない。仕事は中断しないのだ。
 普通なら食べ進むほどに、竹輪は短くなってゆき淋しい思いをするものだが、この場合は逆だ。どんどん食べやすく、良く味わえるようになってくるのだ。とくに最後の一切れに到ると、煩わしかった、本体部分の落下を気づかうことなく存分に咀嚼できる。また、この最後の一切れをその日の好みによってどのくらいのサイズにして味わうのかも調整が可能である。口の中一杯に頬張り、口全体を締め付けるようにして旨味分を絞り出し、竹輪汁を楽しむ、という手もある。
 こういう食べ方なんだから、味なんかにこだわってる場合ではない。しかし、竹輪には「旨い」製品は存在するが、不味いと言い切れるようなものはないし、なにより「甘い」竹輪は存在しない。(あるのかも知れないが、コンビニで売っているようなごく普通の竹輪には)
 あとは果たしてそれが昼食の代わりになるのか、という量的問題だが、これは個人差があるのでなんともいえない。コンビニには1本入りのものが多いが短かめのやつ5本入り、というのもよく見かける。量的に不安な人にはこちらをお勧めする。短かめなので食べやすいが5回手を使わなければならない羽目にはなる。もう一度いうが、これはあくまで非常時の話だよ。
 さて、この竹輪、こういうふうな食べ方をしていてフト思ったんだが、欧米あたりでファスト・フードとして受けないだろうか?フランクフルトなんてものがあるくらいだから、あれよりゃヘルシーでさっぱりしている。ケチャップやマスタードみたいなベタベタするものもいらぬ。醤油やサビつけたい時は店内で喰やいいじゃないか。カップヌードルみたいな容器にタテに4本くらいつめこんで、手でピックアップして食べるのもおしゃれだ(どこが)。練り物だから形もデザインもおおむね自由(ピカ○ュウなんかいいんじゃない、焦げ目で模様を表現しやすいよ)、焼ごてでのロゴ入れも添加物なしでOK! 食べた後、口の周りをナプキンで拭く必要もない。最大の魅力は串穴部分にチーズでも胡瓜でもキャビアでもなんでも詰め込むことができることだい! なんかモスバーガーあたりで売りそうな気もするが、ここはマックで50円くらいでやってほしい。欧米中心に「バンブーリング・フィッシュチップス!」あきませんか…?カネテツさん。