新聞などから

税務署主催の「青色申告説明会」に参加。のち、新聞で日産ゴーン社長の記事を読んでの雑感。2002.12.04


経済立て直しのヒント

 昨日は朝から税務署主催の「青色申告説明会」に出てきた。実は一昨日も徹夜明けの寒い朝を自転車で20分かかって、開催場所の文化会館まで行ったのだ。ところが誰もいない。警備のオッサンに訊いたら、口元に笑みを含んでやがる。そのうえ、「え〜と、きょうは何の催しにいらしたんですかねエ」だと。あいや〜、日にち一日間違っていた。いきなりこの先の税務署との関係に暗雲がたちこめるような予兆である。けった糞悪いので、もうシカトしてやろうとも考えたが翌日も行きました。チャリ20分。

 しかしセミナー自体はロクなもんじゃなかった。棚卸しの話ばっかりしやがって。だいたいがあたしらフリーデザイナーに仕入れは無いんや。2日費やして戦果なしではあまりに空しいではないか、と、そのアシで税務署に乗り込んで質問攻めにしてきた。決算書の見本を出力して持っていったら、「初めてなのに良くここまでできてますね〜」だと。オノレは会計ソフトを知らんのか? 知らんわけないよなあ税務署員。一応褒めておいて、そのあとに間違いをさりげなく指摘、だ。あ〜面倒なやり直しを喰らってしまった。いまに見とれよ、慣れたらギャフンといわせてあげましょう…なんてこれっぽっちも思ってはいませんよ。同じ日本国民同士、仲良く正しく税金を納めましょう。

 で、新聞を見ていたら、税制改革の話題が出ておりました。議論の焦点のひとつは「専従者給与特別控除の廃止」と「たばこ・発泡酒増税」がヤジロベー状態になっているみたい。カギを握っているのがコーメートーらしいが。ま、どちらにしても、商店街の店主や町工場の社長には、世の中、とことんイヤになるような展開ですな。あたしも同類。蒸発して「ホームレス」の道を選択するのか。「エコー」「わかば」に戻ってまで吸うのか。

 民主党党首ののトチ狂った決断と周りのシラケた対応を苦い思いで読んでいたのだが、なかなか気の利いた話だと思わせられる記事も。
 以下アサヒ・コム記事よりほとんど引用。

―ゴーン社長、日本建て直しにヒント 将来の方向性明快に― 
「政府や銀行に対する意見は言わない。テレビで見るとサッカーは簡単に出来そうだが、実際にフィールドに立つと難しいのと同じだからだ」。
「日産に入った外国人はわずかで、2年で経営再建したのは日本人。(日本経済立て直しなどの)教訓は日産から得ることができる」。
「複雑な物事を前にしたとき、日本人は自分で理解しないと行動しない。はっきりしたビジョンを明快に説明し、みんなに参加してもらうことが大事」
 日本経済については「悲観論が行き過ぎている。世界有数の優れた労働力や社会資本を活用すれば、繁栄し続けることができる」と述べ、日本の底力を強調した。

 このフランスのおっさん、顔に似合わず、なかなか的を射たことを上手におっしゃる。センスが抜群に良いね。くり返すが、顔に似合わず。
 財務大臣やってもらったほうがいいと思うなあ。