復刊ドットコム

復刊された「ワイルド7」で思いだす科白がひとつある。
草波(主人公・飛葉の上官)の科白…「ポークチャップは手で食べるのが正式なの!」(←細部は違うかも知れんが)。…なんでまた、これを憶えているのかわからない?


復刊!「ホモホモ7」、懐かしい「ひし美ゆり子写真集」「ワイルド7」

 「復刊ドットコム」というサイトがありまして、これは昔「少年マガジン」に連載されていた、みなもと太郎の「ホモホモ7」というギャグマンガの復刊を依頼された方からの、協力してほしいという要請に応じたものだ。この本、復刊交渉まで進んだが、版が見つからないらしくそのまま進捗が停まっていたが、ようやく晴れて復刊された。リンクをチェックするついでに、そのサイトの中身を覗いてみたら、おやと魅かれる本の紹介があった。

 ひとつは新刊本の写真集で、『ひし美ゆり子写真集 YURIKO 1967-73』。おっさん連にはいわずと知れた、ウルトラセブン、アンヌ隊員である。昨今のマセた餓鬼共と違い、当時の我々小学生はオクテなのであった。当然、子供向きSFドラマにエロの露出などは皆無だ。しかし、馨ったのである。美人タイプの女優ではないけれど、その妖しい色気にガキどもは気づいていたのである。ピッチリ隊員服の胸元にガキの心をときめかせるものがあったのである。それでこの方、潜在的ファンを多数かかえておられるのであろう。ここんとこ本の出版がしばしばある。しかしマ、プレイガールにも出演なさってはいたのだが。

 この情報を学生時代の友人で、ひし美(菱見)ファンのM本T也クンにお伝えしたところ、早速購入やぶさかでなしとの返事があった。う〜んさすがにマニヤは濃い。おもろいので彼の返信から無断で引用させていただく。
 
―― 新刊情報ありがとう。永遠のアイドル、菱見ゆり子さん写真集買いに行きます。おいら菱見ゆり子の35年来のファンです。もちろん昭和42年のウルトラセブンの、アンヌ隊員と諸星ダンとの永遠に語り継がれる名シ−ン、史上最大の作戦の後編、別離の場面以来のファンです。7〜8年前に菱見さんが初エッセイを出してから、ファンレタ−を書き、3〜4回サイン会に行き、年賀状ももらいました。菱見ゆり子さんは、僕らの世代が性に目覚めた頃の永遠のマドンナです。菊水丸やらがリアルタイムで見てへんかったくせに、熱烈なファンや言うて菱見さんとト−クショ−したりしよんのは腹立ちます。菱見さんは、東京で古書店と三鷹で中華料理店をしてます。一度行かなあかん思てます。しかし、不世出の天才シナリオライタ−金城哲夫や市川森一が脚本を書いていた、(ベトナム戦争の空気まで反映していた)あのような高尚な特撮物は後にも先にもウルトラセブンだけです。あれに出れた菱見ゆり子さんはしあわせです。菱見さんも御歳54〜 55歳、かつての乳首のツンと上向いたグラマ−な美乳は「しぼんじゃつた」とご本人はおっしゃいますが、そばに行くと元女優のオ−ラはすごく感じられます。――

 彼が買ったら借りよっと。

 いまひとつはマンガの復刊。あの、望月三起也の『ワイルド7』だ。ま、またぞろ文庫サイズで焼き直し(ええ加減にせい!)発売されている「ゴルゴ13」には及ばないものの、単行本48巻の大作が愛蔵版12巻でもって復刊開始された。このマンガ、あたし好きでねえ。なにせ絵が上手い。武器や単車などのメカが念入りに描き込んである。ゴルゴのM16(ライフル)なんか、結構いい加減に描いてあるんだが、ワイルド7は違う。マニアも識別・納得できるレベルまで描写してある。登場頻度は少ないが女もセクシーだし。そして、ストーリーもかなり練り込んであるので読みごたえ十分だ。ご存じない若い衆にぜひ一読をお奨めしたい。

 そして誰か貸してくれ。