一日だけ世界一です!

米大リーグの日本開幕シリーズ「2004リコーMLB開幕戦」は29日、東京ドームでオープン戦2試合が行われ、ヤンキースは阪神と対戦。松井秀喜外野手は「2番・左翼」で先発出場し、3打数1安打だった。試合は1点をリードされた阪神が2回に一挙7点を奪って逆転し11−7で快勝した。本塁打を放った矢野は、ヒーローインタビューで「一日だけ世界一です!」と笑顔。


始球式に星野仙一前監督登場。

 メジャーとの親善試合の中継、見てしまいましたよ四試合。今夜、いよいよメジャーの公式戦が開幕するが、時差ボケもあろうに5日間で4試合こなしてトンボ返りとは、お疲れさまなこってすな。ちょっとは余裕を見て、甲子園のジャパニーズ・ハイスクールベースボール・スプリングチャンピオンシップでも観戦してお帰りになられたほうが、弱い読売なんかとお茶を濁しているより、よほど日本に来た甲斐があると思うんですが、どうですかね。

 今回のヤンキース、デビルレイズとのプレシーズンゲーム。読売、阪神にとっては開幕直前の最後の調整試合になったわけだけれど、松井秀の凱旋祝いは、ま、良しとして、あちらさんにとってはクソ迷惑なスケジュールになったんじゃないのか。ヤンキースにとってはナイトゲームとデーゲームが続いたんで大変だ。読売戦にはコントレラスなどをお披露目してご機嫌をとっていたが、二日目の阪神戦などは、もはや控えクラスのリレーだもの。公式戦のことを考えると、対日無敗記録なんて構ってられませんというところだろう。

 メジャーは置いといて、読売と阪神の調子を見ていると、読売、大丈夫かね?と思わずにいられない。史上最強打線なんて言ってるが、クリーンナップがシングルヒットの連打で塁に出たら何もできない。足も使えないし、トコロテン式に塁がひとつずつ埋まるだけだ。次の人が大きいのを打つのをただ待っているだけ。大砲が打率3割3分でもヒットは3回に1回しか出ない。ホリウチはどういう采配をするんだろうなあ。ホームランのサインでも出すのだろうか。


巨人はデビルレイズに1-7で敗戦。いいとこなし。

 その点、阪神は頼もしく見えた。機動力のある野球は面白い。個人的には鳥谷より藤本を使って欲しいが、いずれにせよ足でかきまわす野球ができる。清原やペタや江藤の前にセーフティバントの連発、てなことになったら読売はどうすんだろね。トラの投手陣はたとえ好調であったとしても、昨年ほどの結果は出せないだろうが、競り合いに強いチームであろうことは十分に感じ取れる。デビルレイズ、ヤンキース戦では、相手がポロポロやっていたので、あまり参考にならないが。

 しかし日本テレビの阪神VSデ軍、ヤ軍の録画中継はいったい何だ。試合の合間に読売の情報ばかり挟みまくったうえに、CMのあとには長い読売のイメージカットをこれでもか、と挿入し、ゲームを平気でカットする。球界の紳士かなんだか知らないが、紳士が真顔でよくあんな「野暮」の極みをかませるもんだ。野球好きなら、読売のファンが見ても苦々しく感じたのではないか。まったく、大人の視聴者を相手にしているとは思えない企画・構成だね。アタマが幼児化しているんじゃないか。こんな調子だと「巨人軍は永久に不滅」の名文句も、なんやら怪しいことになってきそうですぞ。

 今シーズンは、パリーグも面白い。あたしはロッテと日本ハムの闘いぶりに注目している。というか気にせずにはいられない。プレーオフが余計に思えるくらいの各球団のイキゴミが見える。小久保、ローズ、松井稼の流出が逆ウェーバーの効果を呼んで戦力が接近した。カブレラの故障は残念。日ハムがつまずいたけれど、オリックス、日ハム、ロッテはスタートダッシュで走れるところまで走ってほしい。ただ、もう少しパ・リーグの地上波の中継を増やしてほしいなあ。