されどたかが野球(三)

2005年、岡田監督二年目のシーズン。中継ぎの藤川球児が豹変。この年から150km超のストレートがうなりをあげるようになった。藤川からウィリアムス―久保田と繋ぐ「勝利の方程式」が機能を始めたが、まだ「JFK」という愛称はなかった。2005.5.17記


藤川球児、火の玉ストレートが開眼!


▲実家に残る野球盤とその箱
(盤のマウンド付近には江夏?のイラストが)

 プロ野球の交流戦も4カード目に入る。贔屓の阪神はまずまずだ…とはいっても、連勝の相手が楽天であるからして、今夜からの西武ソフトバンク6連戦を見ないと何とも言えないのであるが、ともあれエース井川が復調気味なのは明るい話題。しかしそれにつけても球児の変わりようは一体どないしたんだ。オフに何か珍しいものでも食べたのか? 常時直球150km/h台で二試合三者連続三振とは。ま、このままだと早晩肩やヒジに疲れが来そうであるが。

 阪神がホームに戻ってきて、ユニフォームが「お祭り仕様」に変わった。黄色の縁取りのある80年頃の復刻版だというが、ああいうお遊びは愉しいと思う。思うが、この復刻ユニフォーム、オールドファンにとっては若干違和感がある。あの頃、流行りだったのかどうだかしらないが、各球団軒並み前ボタンの無いTシャツタイプに変えた時期で、あたしはそのガキのパジャマみたいな風情が嫌だったのである。胸板の厚い外国人選手などはそれなりに逞しく見えたが、日本人の貧相な胸板がさらけ出されて、どうもプロらしく無かった。東南アジアの若者のTシャツの着こなしというのには、何となく独特の違和感があるのだが、それを見ているのに近い印象でしっくり来なかった。おまけにオリジナルはVネックだったはずだ。丸首、前ボタンなのに、「復刻」と銘打つのはいかがなものか。どうせなら、も少し前の、永井一正デザインのだんだら模様ユニフォーム「輝流ライン」バージョンにして欲しかったな。たしか丸首前ボタンだし。ま、来シーズン用にとってあるのかもしれないが。

交流戦専用復刻ユニフォームを見てむかしを思えば…

 まあこの復刻版のお披露目で、タイガースのユニフォームから黄色ラインが消えて久しいことに気づかされた訳だが……ええやん黄色。着ている選手を見てると、おおむねベテランは違和感が無く、若手やカラダの小さい選手はやや滑稽に見えて愉しい。ヒトコト注文を付ければ、丸首の黄色ラインは若干線が太すぎる。どうせなら袖の黄色を少々太く、首回りの黄色を細くすれば、もっとスマートな印象になったと思う。しかしあのユニフォームで選手を見ていると当時とダブるね。安藤の16はオカダの前は上田二朗。受ける矢野の39は若菜。キッチリ嵌まってますな。今岡の7は真弓。シーツの4は川籐なんでタイプ違いであまりダブらないが、足の速い吉竹春樹は8の印象が強いが元は53だったんで現赤星である(記憶に頼って書いているので間違ってるかもしれません)。

 関係ないが楽天の投手、ラスの背番号が中心より右寄りに配置されているのが気になったのだが、たしか巨人時代もそうしていたんじゃなかったか。あれは本人が何かゲンを担いでいるのだろうかね。それともTV映りを考慮してるのか? いずれにせよちょっと見苦しく思うぞ。仕立屋のオヤジが「儂のせいじゃない」と弁解したがりそうである。その楽天には、今回3タテをさせていただいた訳であるが、ああも内外野がポロポロとイージーミスをしているようでは、そりゃ勝てんでしょうよ。大型補強も必要だろうが、早急に守備の基本を再チェックしないと、せっかく盛り上がって来た東北のファンを失望させ続けることになると思うが。