なかなか抜けない「肩のチカラ」。

 「肩のチカラを抜いてください」と良く言われる。たとえば健康診断の心電図検査で寝台に横たわれば、「あなた、肩にチカラが入ってますよ、リラックスしてください」と言われる。歯医者で治療を受けるときも、「あんたガチガチに固まってるな。やりにくい」と言われてしまう。マッサージ師のオバチャンには、「チカラ抜いて!何気張ってんの」と、パチンと尻を叩かれてしまうし…。しかしですね、あたしとしましては、指摘されてはじめてそうと気づくわけでして、特に意識して緊張しているわけでもないんです。朝のラジオ体操の「頚の運動」のときも、必ず、「手を腰に置き肩の力を抜きましょう…」なんて指導が入るから、よしチカラを抜こう、と思うのだけれど、ハテ、どうしたら抜けるのか、はたまた、どういう状態が力の抜けている状態なのかが、よくわからないので戸惑ってしまうのだ。

 だいたいが、肩の筋肉の構造を考えてみるに、首から肩に接続している筋肉というのは、腕をだらりとぶら下げた状態でもですよ、吊り橋のメインワイヤーのように両者を引っ張っているのだから、緊張しているのではないのか。腕を上げたり動かしたりする時には当然収縮してチカラが加わるから、結局、常に緊張している筋肉なのではないのか。常に緊張を強いられているのが定めならば、「肩のチカラを抜く」ことなんて金輪際不可能ではないのか? んなら、あたし以外のヒトは一体どうして肩の力を抜いているというのか。そのあたりが、どうも納得がゆかないのであります。

抜けぬなら 鍛えてみしょう 腕ヂカラ。

 そうは思いつつも、肩凝り防止には、肩をホグスことが大事だとは思うので、なんとかリラックスしなければ、と焦る。しかし焦れば焦るほどかえってチカラが入り、オロオロしている間にラジオ体操の「頚の運動」などは終了してしまうのであります。就寝の時も蒲団に横たわり、「さて、肩のチカラを抜いてみよう」とするのだが、どうもしっくり来ない。抜けている気にならないのである。仕方ないのでそのまま眠ってしまうけれど、夜半目覚めてみると、いつも、これでもかというくらいギンギンにチカラが入ってしまっているのである。なんでだろ〜。あたしだけなのか?

 これじゃ肩凝り発生も当然なので、この際、チカラを抜くための努力は諦めた。そうしたら、ツノゼミさんや郵便屋さんから、ここはもはや「鍛えるしかない!」というご教示を戴いたので、ここは逆にイジメル作戦に転換して、ことあるごとの「腕立て伏せ」を敢行することにした。今月の1日から始めたから、本日で5日目に入ったのだけれど、何やら効いてきたような予感が…。まあ、あたしがやる運動だからキッチリしたことなんか危なくて出来やしない。イキナリ腰やふくらはぎが攣ってしまうからで、臍を着けたままダラダラと10回、15回続け、それを日に何回か行っている程度なのだが、何やら効いてきたような…。たった5日ぽっちで筋肉が付いてくるはずもないのであるが、それでも凝りが多少マシになってきたのである。

 もちろん左肩のエレキバンと右肩のチタンシール、それにチタン首輪も継続使用しているので、全ての複合効果なのかもしれないが、ようやく少しは希望の光が差し込んできたのである。わは!




筋肉を鍛える

懲りずに、また「凝り」のはなし。再三お伝えしている肩こり対策のすったもんだだが、今回はじめてやや明るい話題に。腕立て伏せで筋肉をいじめるほうに方針転換したのが、功を奏した?