トリノオリンピック、フィギュアスケートで荒川静香選手が金メダル奪取!

 金目鯛は荒川では獲れませんが、まあようやく日の丸・君が代の映像が流れました。トリノ五輪の中継、ライブでかなり観て来ましたが、今まで表彰式をじっくり映したのはあまりなかった。日本のあまりの不甲斐なさに、ディレクターも他国の表彰式を映してるよりは、つうんで早々に日本選手の他の競技映像に切り替えていたみたいですな。表彰式にはその五輪のセンスが良く現れて面白いんですけどね。で、フィギュアの金で、この度はじめてじっくり見たわけですが、案外そっけないセレモニーでございました。お国柄かな。運営の皆さん「とっとと帰ってワイン呑んで寝たい」という感じなのか。

 これだけ待たされたメダルですから、お勤めの皆さんも早起きしてご覧になった方が多いんでしょう。あたしは国のメダル数などはど〜でも良いほうなんですが、永らく鍛練努力してきた選手には、やはり勝っていただくに越したことはない。「堤系ホテル所属」の荒川さん、良かったですな。しかしまあ、今回はSPで三人ともがそこそこの上位置に付けたということで、国民のメダル期待のプレッシャーが三選手に上手く分散されたことが、良い結果に繋がったような気がしますね。「勝ち組車屋内定」の安藤さんもSPが8位だったんで、迷いなく四回転博打をぶつ気になったんでしょうし、もしあれが5〜6位スタートだったら無難に纏めることも頭にチラついて、かえって日本選手全体のプレッシャーになったかもしれない。

金メダル
▲これは金メダイ

 残念なのは「芸能屋」所属の村主さんです。SPも見ましたが、ミスが少ないのにかかわらず、他の外国選手と比較しても点が低すぎる。ま、三回転エテ公が何点で、とか言われてもシロートのあたしには分かりませんので、見る人が見ればあんな点なのかも知れませんが、SPの結果、あの滑りでは点が出ないのがハッキリ分かったのに、フリーでも同じようなエレガントな表現で演技したのは得策でないと思いましたな。同じように小柄なうえ、転んだコーエンやスルツカヤが高い点を出したのは、なんつうか躍動感ゆえでしょう。そのあたりの作戦をうまく練れば日本の金銀独占は間違いなかったに。だから採点競技は好かんのですがね。


浅田真央ちゃんが年齢制限で出場できなかったのが残念。期待のミキティは不調。

 ともかくも、イナバウワーの荒川さんは落ち着いてましたな。それと、たぶん海外の審査員は図体のデカイのに安心するんですよ。小さいのが細々動くのはアタマの中のどっかに不愉快なものを感じるのではないかと勘繰るんですがね。体のデカさを活かして堂々と滑ったのが高得点を生んだのではないでしょうか。なにしろ「ポロリ」にも動じなかったお嬢さんですから、さもありなん。こんなに頼もしいことはありませんな。

 今回、氷関係の競技を見てきて思うのは、どうもトリノの氷というのはあまり上等じゃなさそうな感じで。気候や標高の関係もあるんでしょうが、スピードの方はタイムが出ないし、岡崎さんカトーくんのようなスプリンタータイプには後半キツそうでした。このフィギュアでも、お上手な筈のお嬢さん方がコロコロ転ぶわ、三回廻るとこを二回にしとくわで、なんか滑り難そうに見えたんですが、どうなんですかね。

 ミキティ嬢は、齡の割に幼いというか、まだまだ精神面が中途半端な感じがしましたな。今回、意固地に四回転だけに固執したのは現時点では正解でしょう。かえって傷がつかなかったと思います。まあ次のバンクーバーでもまだ22歳なんで、20 歳になる真央嬢とレベルの高い争いで切磋琢磨して成長活躍していただきたい。卒業後は最大手車屋の所属になるそうですが、「ミキハウス」にスケート部ってなかったのか? 駄洒落なだけじゃなく、部室に可愛いぬいぐるみとかもたくさん置いてありそうに思うんだが…。


荒川、日本の初金メダル

2006年にイタリアのトリノで開催された冬季オリンピックで日本選手団は終盤まで振わず、メダルもゼロかと思われたが、フィギュアスケート女子フリーで荒川静香が感動の逆転金メダル。「イナバウアー」「トゥーランドット/誰も寝てはならぬ」は流行語にもなった。