リゲッタバーネル

台湾式足ツボ指圧がウリの高級足ツボ健康サンダル。説明書には「痛い」ばかりがピックアップされる『足裏指圧』ですが、実際は『イタ気持ちいい』リラックス方法なのです。と言い訳がましい説明がある。2007.5.19記

誕生日プレゼントに足ツボ健康サンダル「リゲッタバーネル」が!

リゲッタバーネル
▲三代目の健康サンダルはリゲッタバーネル!どーだい!

 シュビドゥバ、イエ〜イ。5月5日はあたしの誕生日だった。前日4日は親父の命日で、翌6日が娘の誕生日だった。わっかるかなぁ〜。…なもんで、当家先祖代々にとってGWというのは、ちょっとしたメモリアルウィークなんだけど、先立つものに事欠く昨今は、毎年いたって地味な連休が続いている。しかしまあ、亡父の墓参りと小六の娘の祝いくらいはやらにゃあ人非人だろうということで、眉間に吝嗇皺を寄せながら、ささやかな供物とプレゼントを購入した。「この経済状態どん底の折、あたしのための祝いの出費など滅相もない。絶対にモノを買うな。もし心あらば、どうしてもというなら断然“薄い物”がよいぞ」と、家人息子娘に通達しておいたのだけれど、甲斐性無し亭主の発令ほど効果のないものはない。


 包みを開けてみると、ブツは、「高級健康スリッパ」であった。これ、前に店頭で見たことがあるが、確か6千円くらいするものじゃないだろうか。「おまえらなあ」と舌打ちをしつつ、すかさず換金のことが頭を過ったが、自分の足元を見て、さもありなんか、と思い直した。


 今、あたしが履いているのは、以前当欄にも書いたことのある健康スリッパ(二代目)である。各足指の間にゴムの突起を挟むタイプのものであるが、長らく履き倒して来たので、もはやボロボロのズルズル。ゴミ置場を探してもこんなにくたびれたものは出ていないだろうと思われるような状態だ。半径1m以内に近づくと確実に臭う。足裏の分泌物がグリスのように多層に染み込んでいるので、履いた瞬間ヌルリと足が移動するような代物と化している。当欄過去ログを見てみると、前回の「健康スリッパ」は2005年04月19日の記述だ。こいつをなんとマル2年も履き続けているのだ。それも毎日、一日中、700日以上。


 ははん。これは、心温まるプレゼントでもなんでもない。前のを「もう履くな」というお達しだ。高いのにしたのは「有無を言わせぬ」ということだろう。よーしわかった。そういう魂胆なら、履いてやろーじゃねえか!

し、しかし。だまされたと思って履いてみたが……あ、汗

 このスリッパ、台湾製だが、足裏のツボに当たる部分に40個ほどの半球状の突起がついており、おのおのスプリングが組み込まれていて上下に動く。履くだけで足裏指圧ができまっせ、というウリである。突起は硬軟2種あり、取り外して好みの場所に配置替えも可能らしい。作りもしっかりしているし、さすが6千円という感じではある。こういうツボ関連製品によくある足形のイラストとツボの番号が印刷されているが、ツボ番号に関する解説書などは付いていない。効果の雰囲気を盛り上げる意匠ということだろう。シンプルに無地のほうが好ましいのだが、この絵が入っていなければ、高価格商品の値打ちがアピールできないということか。ま、F1レースカーにしたって、広告がベタベタ入っているからこそ速そうに見えるというようなところがあるもんだ。仕方あんめ。


 古いスリッパをゴミ箱に放り込んで、早速、おニューを履いてみた。スプリングが、小さく「ギギ…」なんて音をだして沈む。大リーグボール養成ギプスみたいで、なかなかマニアックである。本格的に効きそうじゃないか。「銀イオン」練り込みの抗菌効果を謳っている各突起が、ひんやりと足裏に気持ち良い。なかなかいいんでないの。さすが、6千円!


健康スリッパ
▲二代目現況。老兵は死なず、ただ履かれるのみ

 ところが、履いて5分もすると、足裏を激痛が襲った。こりゃとても常用できるような痛みではない。あわててパッケージ裏の説明書きを読むと、「使用は1日10〜15分程度が目安です」「慣れるごとに時間を増やしてください」「ただし、どんなに慣れても過度に使用しないでください」やて。


 すごすごとゴミ箱へ向かい、古いスリッパを拾い上げ、足を通した。


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